USCPAの取得費用はいくら?実体験から総額・内訳・節約術まで徹底解説

USCPAの取得費用はいくら?実体験から総額・内訳・節約術まで徹底解説

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さぷり
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USCPA取得にかかる費用は本当に100万円で足りるのか?予備校や試験料、受験手続きなど、実際に合格した筆者がかかった総額と内訳をリアルに解説します。

USCPA合格にかかるお金、実際どうだった?

「USCPA(米国公認会計士)を目指したいけど、結局いくらかかるの?」という点はなかなか見えにくいものです。

ネット上では「100万円前後」と書かれていることも多いですが、実際のところは人によって大きく差が出ます。

この記事では、私がUSCPA合格までに実際にかかった費用をリアルな数値で公開しつつ、補助制度の活用も含めてご紹介します。これから受験を考えている方の費用計画の参考になれば幸いです。

結論:全科目合格にかかった総額は約120万円

私がUSCPA合格までにかかった費用は、約120万円でした。(不合格2回分の受験料含む)内訳は以下の通りです。(2022年〜2024年当時のレートによる価格のため、今後のアメリカのインフレや円安により変動する可能性があります)

1. 学習費用:47万円(給付金差し引き後)

・予備校・通信講座(例:アビタス)

予備校はアビタスで、日本語講座+教材等一式セットで56万円(2022年1月末当時)でした。入会から約1年後になりましたが厚生労働省の教育訓練給付金制度を申請し、10万円キャッシュバックを受け取っています。

入会前に無料で単位診断してもらったところ、「ニューヨーク州*」での出願の場合、不足単位は5科目(英文会計入門+会計指定4科目)であり、「ライトパック」を購入しました。

内訳は以下でした。

内容 費用 メモ 入学金 11,000円 紹介割で無料に ライトパック 594,300円 受講料+単位取得6科目分+教材+模試含む 割引 -46,000円 紹介割 -1.1万円+ 月内申込割引 -2.5万円+英語レベル割引 -1万円 教育訓練給付金 -100,000円 入会から1年後に受領 (不足科目の単位取得後になるため)

*ニューヨーク州:自州会計士委員会のHP上で「ニューヨーク州受験者は全世界どこで受験をしても合格実績は失効しない」と明示していたため、しばらくライセンスを取得する予定がない私はニューヨーク州出願とした。

・追加教材(試験制度変更対応)

2025年4月から新試験制度へ移行したため、選択科目(TCP)分の紙テキストを追加購入し、約1万円かかりました。

2. 受験手続き費用:約66万円

・受験準備

学歴評価依頼
  • 依頼手数料 2.7万円(当時225ドル)
  • 成績証明書等の郵送:0.1万円(ヤマト国際宅急便* 1,100円)

CSUEB単位取得・トランスクリプト発行依頼

  • 発行手数料 0.1万円(1通 約10ドル)

*ヤマト国際宅急便:安さで選んだものの、ネット検索しても情報が少なくアメリカ国内での郵送に不安な部分がありましたが、無事に以下の通りスムーズに郵送完了しました。

(2022/2/13に東京から発送し、US時間で2022/2/16には到着した様子。2022/3/4にevaluation開始、2022/3/10evaluataion完了のメールを受領。)

・出願料・試験料(出願州によって異なる)

わたしは合計6回試験を受けて、合計約63万円かかりました。1回あたり約10万円。不合格が続いたAUDが痛手でしたが、勤務先の資格支援制度(合格科目のみ補助対象)も活用しました。(勤務先支援の支給分は、総費用から差し引いていません。)

※勤務先の資格支援制度は、各企業の独自の取組みによるところが大きいですが、このような制度がないか一度探してみるのはおすすめです。

科目 FAR AUD AUD( 再) AUD( 再) REG TCP 円 ¥107,276 ¥92,070 ¥108,786 ¥110,555 ¥103,614 ¥108,997 ドル $408 $238 $345 $345 $323 $345

3. 受験関連費:3.5万円

(※現在は日本受験が可能なため、首都圏や大阪にお住まいの場合ほぼ不要な方も多いです)

・受験のための遠征費(大阪)

私は2024年12月までの旧試験で3科目合格を目指す中で、2科目目のAUDに苦戦していたため、スコアリリースのスケジュールぎりぎりの日程での受験を狙っていました。しかし同じ戦略の方も多く、試験会場はもちろん東京・大阪共に満席。奇跡的に大阪会場の1枠で空きが出たため、思い切って大阪遠征で受験しました。

新幹線・宿泊費込みで約3.5万円でした。(もちろん東京で受ければかからないのですが、この頃は時間をお金で買うことも価値があると信じて、遠征を決めました。残念ながらこの遠征時は不合格となりましたが。。)

余談ですが、大阪会場にも実際に日本語ができない中国人や韓国人のUSCPA受験者が受験しに来ており、この試験のためにアジア圏くらいは簡単に行き来しちゃうのかと感心しました笑

4. 合格証明書の発行費:0.4万円

試験合格後、ライセンスを取得しない場合でも、合格証明書の発行に費用がかかります。約4,000円(25ドル)かかりました。

5. 参考 ライセンス取得する場合

ライセンス取得する場合は、別途ライセンス取得費用とライセンス維持のための費用*がかかります。*USCPAのライセンス保持者は、定期的にCPE(継続教育)を受講する必要がある点ご留意ください。

節約のコツ・工夫

  • 各種キャンペーン・割引を使って予備校講座費用を抑える!
  • 厚生労働省の「教育訓練給付金制度」は必ず活用を!
  • 勤務先の資格補助制度がないか確認!
  • なんといっても、一発合格が最大の節約!(本気)

まとめ

USCPA取得には想像以上にお金がかかりますが、それ以上にキャリアアップの土台になりました。

筆者は約120万円の出費で資格を取得しましたが、その後の社内での昇格にも活かすことができました。今後は転職を含めて年収アップに繋げていきたいと思っています。もちろん費用は安くありませんが、若い時期の「費用=自己投資」と考えて、思い切って飛び込んでよかったと思っています。

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