『龍が如く8外伝』第4章「宝島」完全ネタバレ解説――交錯する裏切りと信頼、記憶の帰還

『龍が如く8外伝』第4章「宝島」完全ネタバレ解説――交錯する裏切りと信頼、記憶の帰還

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おのり
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異端の村を巡る財宝探しは、新たな局面へ。 真島・志垣・ロドリゲス――かつて敵同士だった3人が手を取り合い、それぞれの使命を背負って動き出す。 だが、その矢先に迫る裏切りの影と、人質事件。そしてついに、宿敵モーティマーとの決着へ――。 海に眠る財宝、その座標がついに明かされる。 現れる巨大な影と共に、真島吾朗の“記憶”がすべてを取り戻す――!

財宝発見へ、三者三様の役割分担!

ロドリゲスが仲間となり、財宝探しは新たなフェーズへ――
ここで真島、志垣、ロドリゲスの三者は、正式に手を組むことに。

・ロドリゲス:異端の村の調査
・真島:志垣に紹介されたタッカーをネレ島へ連れてくる

それぞれの得意分野を活かした役割分担で、探索がスタートします。

真島さん、タッカーを“ほぼ脅して”連れてくるスタイルで突破(笑)
このままだとタッカーだけ乗り遅れてしまいますよ、と。

「嶋野の狂犬」としての真島さん、熟練さを感じさせる交渉術ですね。

人質事件、そしてレイモンドとの交渉劇

だが、思わぬ邪魔が入ります。
ネレ島に渡る段取りをしていた真島たちの前に現れたのは――

モーティマー。

モーティマー

なんとタッカーを人質に取り、決戦を迫ってきます。
その背後には、あの「レイモンド・ロー」の影も。

レイモンド・ロー

さらに、レイモンドは「クイーン・ミシェル」の留守を突いて行動し、ロドリゲスとの裏の“約束”を盾に協力を要請。
が、ここでも真島。力と交渉を織り交ぜて、難局を突破します。

いつもながら、暴力と話術のコンビネーションが絶妙。

マサルの疑惑、密談の真相

決戦を前にして、ジェイソンがふと目にしたのは――
モーティマーとマサルが密談している姿。

なんとマサル、かつて“八百長”疑惑があった過去を持っていたのです。
ジェイソンもさすがに「マサルは信じていいのか…?」と揺れます。

そしてここで、真島とマサルが一騎打ち。

戦いのあとに明かされた真実はこうでした。

・7年前、結果的にはマサルはレイモンドの誘いを断っていた
・実際に裏切ったのはモーティマーだけだった
・今回も、マサルは誘惑を断っていた

つまりマサル、ずっと真っ直ぐだったんです。

ジェイソンもそれを受け入れ、真島が船員たちをしっかりとまとめ直します。
このあたり、チームとしての絆が深まる名場面でしたね。

この辺も『龍が如く』らしい、人間味の溢れるいい話でした。

モーティマーとの因縁、ついに決着!

いよいよ迎える、モーティマーとの最終決戦。
パイレーツ・コロシアムでの対決に続く、文字通りの“決着の場”。

死闘の末に勝利した真島たち。

ここでモーティマーが語ったのは――

「マサルが裏切ったと信じてた。だから俺も裏切った」

…なんというすれ違い。
結局、先に裏切っていたのはモーティマー自身だったという皮肉。

ジェイソンはその告白を受け入れましたが、レイモンド・ローは容赦せず。
ついに、モーティマーは物語から退場します。

このあたり、龍が如くらしい“因果応報”が滲む展開ですね。

財宝の座標が明かされる、そして――巨大イカ再来!

モーティマーを退け、タッカーを連れてネレ島へ向かった一行。
ついに、“ハク”と“タッカー”の話し合いの場が設けられます。

全員の御前会議

もちろん、真島が“後見人”として仕切りますが……
これまた実質、脅迫(笑) でもその交渉力は圧巻でした。

そして、ついに“エスペランサの財宝”の正確な位置が明かされます。

それは――ネレ島の沿岸部。

さっそく海岸線を砲撃して探索を開始する一行。
すると、そこに現れたのは……見覚えのある巨大イカ!!

巨大イカ登場

そう、あの“ゴロー丸”を沈めた張本人(?)がここで再登場!

真島の怒りが爆発し、激しいバトルの末――

ついにイカ撃破!!さらに財宝への入り口も発見されるのでした。

宝に続く洞窟

そしてここで、ついに真島は“すべての記憶”を取り戻すのです。

記憶を取り戻す真島

最後の場面、イカの目を潰して終えるのを片目の真島さんがやるわけですから、なかなか感慨深い!

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