
『龍が如く8外伝』第3章「老人と海」完全ネタバレ解説――財宝の真実に近づく、過去と向き合う戦い

宝を追う覚悟、真島の決意
ネレ島にエスペランサの財宝が眠っている――
その情報を握っているのは、謎多き男スペイド・タッカーだと判明します。
さらに、彼は志垣と組み、ネレ島の封鎖を阻止していたことも明らかに。
クイーンに従う気はないが、宝は探す。それが真島の決断。
一行は再びネレ島へ向かい、志垣との因縁に決着をつけることに。
ノア誘拐の真相と志垣との激突

ネレ島に戻った真島たちは、志垣に話を聞きに行きます。もちろん戦闘にはなりますが、そこは真島さん。しっかりと勝利します。

志垣は、ノア誘拐の黒幕が“ハク”ではなく、自分たちであったことを明かします。その理由は、真島の処分、そして真島を迎えに来る冴島をネレ島、つまり財宝から遠ざけるため。
真島は、志垣の中に“筋”を感じ取り、共に動くことを決意します。
この辺は「龍が如く8」が漢の物語ですから、めちゃくちゃらしい展開です。
実際志垣は襲撃に失敗した部下を庇えええええええったり、目的に対して愚直だったり、良い魅力にあふれてましたからね~
兄弟の再会、そして熱き対決
そしてここで真島の前に現れるのが――冴島大河。
彼は日本に真島を連れ戻すため、はるばるネレ島まで来ていました。
「兄弟、帰るぞ」
冴島のその言葉でも真島も何かを思い出すかと思えば、何も思い出してくれませんでした~
真島は、“ノアとの冒険を最後まで見届ける”という自らの信念を貫こうとします。
そして始まる、兄弟の激突。
かつて死線を共に越えてきたふたりが、今はそれぞれの“正義”を持ち、拳を交える。

勝ったのは真島。
冴島は敗れながらも兄弟の成長を認め、「宝を見つけるまでやってこい」と、背中を押してくれます。
“帰還”の約束とともに。
タッカーの記憶、語られる財宝の出どころ
改めて、志垣から“タッカー”の情報が共有されます。
- 30年前、タッカーはニューヨークで海賊の子孫から「手記」を手に入れた
- 財宝は、ネレ島に存在した“異端の村”に隠された
- だがタッカーは情報を独占するため、手記を記憶して焼却してしまった
その手記には――
ネレ島に漂着した海賊たちが、財宝を隠すため村を襲撃・壊滅させ、贖罪の意を込めて手記を残したと記されていたのです。
その村こそが“異端の村”。パレカナの正当教義から見て異端とされていた存在。
タッカーはその場所を知る可能性がある。
一行は彼に会うため、代理人・弁護士の“コバヤシ”の元へ向かいます。
コバヤシの試練、そして“異端の村”の手がかりへ
コバヤシからの試練を乗り越え、真島はついにタッカーと対面。
実際大した試練ではなかった(笑)
タッカーからは、上記の手記の内容が語られ、“異端の村”に財宝が眠っていることが強く示唆されます。
だが、村の正確な場所は未だ不明――探索は難航します。
そこで、ノアが「一人暮らしの老人の屋敷を見つけた」と報告。
一行がそこを訪れると、ついに発見されるのです――“ピースオブエイト”、スペインの銀貨。
エスペランサの財宝と深い関わりを持つこの硬貨こそ、隠された真実の第一証拠でした。

ロドリゲス父との因縁、そして協力へ
だがその屋敷で、またしても現れるロドリゲス。
驚くべきことに、その老人はロドリゲスの実の父親でした。

混乱の中での戦闘を制した真島。
ロドリゲスから、父の過去が明かされます。
- 父親は財宝を隠した海賊の子孫で現在は昏睡状態であること
- 財宝を取り戻しに来た父は、発見した財宝を持ち出さず、出会った“家族”を守ることを選んだこと
- ロドリゲスは志垣の活動とともに島に残り、そのまま財宝を探し続けていること
真島は、異端の村の話をロドリゲスに話をします。そして異端の村をロドリゲスに探すことができないかを依頼します。
ロドリゲスはその提案を受け入れ、真島に協力を申し出ます。(志垣はしぶしぶでしたがw)
ここにまた、心強い仲間が一人加わるのでした。
志垣は本当にしぶしぶでした・・話が変な方向に行かないといいのですが・・
物語は次章へ――“異端の村”へ進め!
エスペランサの財宝を巡る戦いは、いよいよ核心へ。
“異端の村”の場所はどこなのか? 財宝の行方は?
すべては次なる章へと続きます――!